Not so open-minded that our brains drop out.

科学とニセ科学について書くブログ

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

やる夫で学ぶホメオパシー2

原子・分子の概念が確立し普及する以前のハーネマンの時代はいざ知らず、20世紀においてはホメオパシーに効果がないことは科学的にはもはや自明のこととなっていた。 / ̄ ̄\ / _ノ \ ホメオパシーに効果なんてあるわけないだろ、 | ( ー)(ー) 20世紀…

やる夫で学ぶホメオパシー1

ここではニセ科学、ニセ医療の一つであるホメオパシーがいかにして興り、20世紀初頭までにどのように批判されたかを概説する。 ____ / \ ドイツの医師のハーネマンだお。 / ─ ─ \ ハネ夫と呼んでくれお / (●) (●) \ みんなよろしくお。 | (__…

長妻厚労相がホメオパシーに言及した件

2010年1月28日の予算委員会*1で長妻厚労相がホメオパシーに言及した。問題のやりとりは民主党*2の山根隆治参院議員*3による鳩山総理への質問から始まる。 ○山根隆治君 おはようございます。 まず、統合医療の問題について総理にお尋ねをいたしたいと思います…

皇位継承問題にY染色体を絡めるブログ『やさしいバイオテクノロジー』

やさしいバイオテクノロジーというブログがある。私は前に何度か読んだことがあって、ニセ科学批判、とりわけ「酵素栄養学」批判は勉強になった。「天然信仰」についての記事でも共感する部分はある。しかしながら、久しぶりに覗いてみたら違和感を禁じ得な…